WF-レコードロックとスクリプト制御

NetSuiteのWFでレコードロックを入れている場合、CSVでの書き込みや外部連携による書き込みが不可になります。

統制上、承認済みとなった伝票について編集を制御したいとしても、レコードロックは制限力が強すぎるといった場合に、スクリプトで中間の統制が可能になります。具体的な方法は大まかに以下となります。

①ユーザーがトランザクションを表示モードで開いた時:編集ボタンを非表示とする⇒直接修正が編集ボタンがないため不可となる。

②ユーザーがリストから編集ボタンを押し、トランザクションを編集モードで開いた時⇒承認ステータスが承認済みの場合、編集保存時にアラートを出し、保存をさせない。

この方法はユーザーによる直接編集のみを制限するため、外部システムからの書き込み(例えば仕入先からの納期回答連携等)は許容するため、レコードロックよりも柔軟性の高い統制が可能になります。

標準機能がユーザー様の業務にFitしない場合、スクリプトを入れると実現可能なことも多くあるため、ご検討ください。

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