本日はNetSuiteにおける開発環境の変化についてです。
NetSuiteはERPなので、基幹システムの部分はある程度パッケージ化された物になります。
しかし、各会社様のニーズにより柔軟に対応するために、NetSuite内での開発を行う場合があります。
そのような場合に、用いるのがSuiteScriptといった機能になります。
SuiteScriptではJavaScriptを基にした言語によって開発が行われ、NetSuiteの標準機能をより多様なものにする機能実装が可能です。
実装可能処理も、お客様が直接操作するクライアント側だけでなく目に見えないサーバー側での処理にも対応しています。
開発自体はエディタの拡張機能を用いて行います。
先日のアップデートでEclipseエディタのアップデートが終了する事が発表され、VScodeを始めとするエディタへの移行が決定しました。
移行先となるエディタの拡張機能は頻繫にバージョンアップデートが行われている事が確認出来ましたので、より開発機能が充実したものへと変わっていく事が期待されます。
また、エディタ側の更新だけでなくSuiteScript自体のアップデートも定期的に行われています。
言語仕様の変更を含むSuiteScript1.0からSuiteScript2.0への移行を経て、現在もSuiteScript2.Xへのアップデートが行われています。
NetSuite開発機能SuiteScriptは環境面、機能面の双方で活発に更新が重ねられています。