NetSuiteでは機能の拡張や追加を行う場合には、SuiteScriptといった形式で開発を行います。
その場合、以下の手順で行います。
①作成したSuiteScriptファイルをNetSuite上にアップ。
②アップしたSuiteScriptファイルをベースにスクリプトレコードを作成。
③スクリプトレコードをデプロイし、NetSuite上で有効化。
NetSuite開発は既存のクラウドシステムに追加するようなイメージで行うため、サーバーを立てたりデータベースを別途で用意する必要はありません。
以前当ブログにて紹介したスクリプトに処理を記述し、デプロイを行うだけで既存のシステムの機能を高い自由度をもって拡張する事が可能です。
その中で、実際に作成した機能をデプロイする場合にステータスといった物を選択します。
ステータスは「テスト」と「リリース済み」が存在し、「テスト」の状態だと自分のアカウントにのみ実装したスクリプトが有効化され、開発の途中段階でも挙動を確認する事が出来ます。
問題なくスクリプトが作成出来、全体に有効化したい場合はステータスを「リリース済み」に変更するだけで作業が完了するため機能追加や実装を楽に行う事が出来ます。
またデバッグやエラー表示などもスクリプトレコードやスクリプトデプロイ画面から簡単に参照する事が可能であるため、開発者が実装を行う際の負荷が薄くなっています。