【NetSuite】画面を自在に作成できる「Suitelet」とは?

こんにちは!当社ブログを拝見くださり誠にありがとうございます。

今回はNetSuiteのカスタマイズや拡張に役立つ「SuiteScript」の中でも、「Suitelet(スイートレット)」について詳しく解説します。

NetSuiteをより効果的に活用したい方は必見となります!


① SuiteScriptのSuiteletについて概要

SuiteScriptはNetSuiteのプラットフォーム上で動作するJavaScriptを用いたカスタマイズAPIです。その中でも「Suitelet(スイートレット)」は、ユーザーがWebブラウザ上でアクセスできるカスタムのフォームを作成できる非常に柔軟なコンポーネントです。

Suiteletは、標準のUIだけでは対応しきれない複雑な業務フローやデータ管理を自動化・効率化するために非常に有用です。

たとえば、特定の入力フォームを作成したり、外部システムとの連携を行ったり、複雑な検索結果を表示したりと、多彩な用途に対応可能です。


② まずSuiteScriptって?

SuiteScriptは、NetSuite内のデータや機能にアクセスし、カスタムのビジネスロジックを実装できるJavaScriptベースのAPIです。

主に以下の4つのタイプを挙げます。

  • User Event Script(ユーザーイベントスクリプト):レコードの作成・更新・削除時など、ユーザー操作に応じてトリガーされるスクリプト。レコードの前後処理やビジネスルールの自動化に役立ちます。
  • Client Script(クライアントスクリプト):ユーザーが操作する画面上(ブラウザ側)で動作するスクリプト。入力検証や動的なUIの変更、リアルタイムのインタラクションに利用されます。
  • Suitelet(スイートレット):独自のWebページやフォームを作成し、多様なデータ操作やUIを提供するためのスクリプト。Webベースのインターフェースを必要とするシナリオに最適です。
  • Map/Reduce(マップ・リデュース):大量データの並列処理やバッチ処理を効率的に行うためのスクリプト。大量データの操作や集計処理に適しています。

これらの中でも、今回解説するSuiteletは、特にWebベースのインターフェースを作成できるタイプであり、ユーザー操作に応じた動的なページやフォームの提供に最適です。


③ Suiteletについて詳細解説

Suiteletの特徴

  • WebベースのUI作成:HTMLやフォームを自由にカスタマイズできる
  • 動的な処理:ユーザー入力に応じて処理を行い、結果を返す
  • 他のシステムとの連携:REST APIや外部サービスとの連携も容易
  • セキュリティ制御:アクセス権制御や認証と連携可能

具体的な用途例

  1. カスタム申請フォームの作成
    旅行申請や経費精算など、標準のレコードだけでは対応できない申請フォームを作成し、承認フローを管理。
  2. 複雑な検索・集計結果の表示
    特定の条件に基づいたレポートや一覧をWebページ上に表示し、ユーザーが直接利用できる。
  3. 外部システムとのデータ連携
    例えば、社員情報や商品情報を外部システムから取り込み、結果を画面に表示。
  4. 業務プロセスの自動化
    アクションをトリガーとした処理や、スケジュール処理と連携した入力フォームの提供。

実際の例:社員の自己申請システム

企業内で社員が「休暇申請」を行うための独自フォームを作成し、承認担当者に通知、その後自動的にレコードを更新したり、承認状況を一覧表示したりできます。


④ 最後に

SuiteletはNetSuiteの標準機能では難しい、カスタムWebインターフェースを実現できる非常に強力なツールです。

ビジネスのニーズに合わせて自由にUIを設計し、効率的な業務運用やデータ管理を実現できます。

これからSuiteScriptやSuiteletを使ったカスタマイズに挑戦したい方は、NetSuiteのドキュメントやサンプルコードを参考にコーディングして、NetSuiteへデプロイ→検証することをおすすめします!

また、NetSuiteの専門知識につきましては、是非Coznetまでご相談ください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。